マツイのブログ

2016年12月14日 3:31 pm

防火地域とは・・・

火災を防止するために特に厳しい建築制限が行われる地域の事。

主に、駅周辺の商業地域や、建物が密集する市街地が指定されます。

この地域に建てる建物は、厳しい建築制限を受け、

火災に強い耐火構造が必要となるのです。

現在都内で建築中のK様邸がこれにあたり、

通常の木造住宅よりかなりの手間と工程数ではありますが、

着々と工事は進んでいます。

特に外装材には厳しい構造上の制約があり、

指定の材を指定の厚みで使用しなければなりません。

外装材・両面薬剤処理ボード用原紙張せっこう板・

外装下地材・グラスウール・内装下地材・

強化石膏ボード・アルミニウムはく張ガラス繊維クロスなどなど・・・

何層にも外装材を重ねます。

なかなか手間のかかる作業ではありますが、

耐火性能の高い建物には必須要素です！

外観だけ見ると分かりにくいですが、

防火地域に建てられている建物は、

こんなに複雑な外装になっているんですね。

特に密集した地域でひとたび火災が発生し、

燃えやすい建物ばかりですと、あっという間に

燃え広がってしまいますから、

耐火構造・防火の措置は本当に大事なのです。

このような法令を順守しなければならないような土地でも

マツイの技術力と知識をもってすれば大丈夫！

防火地域でも木造住宅をあきらめなくてもいいのです。

そんなお悩みをお持ちの方は是非ご相談ください。

【カテゴリー：建築現場報告】

2016年12月2日 9:49 am

木造住宅の電気工事は・・・

外壁や屋根などある程度建築が進んでから工事を行います。

注文住宅では、休日にはお客様が自宅の建築状況を見に来られることもありますし、

また、他の業者さんの邪魔になるような配線ではいけませんよね。

それでも現場はいろんな色の配線でいっぱい！

配線に取り掛かる前に、現場の状況を把握し、

ある程度の配線ルートを決めておかなければ、

現場は配線で大混乱になってしまいます…(^_^;)

そこは電気工事士さんの腕の見せ所！

配線がすっきりしている現場は、安全・安心。

順調に工事が進んでる証です。

【カテゴリー：建築現場報告】

2016年10月28日 3:24 pm

台東区で建築中のK様邸、上棟です。

こちらの現場、隣家が密集していて、周辺道路も狭いため、

クレーン車が入ることができません。

・・・ということで、手揚げでの上棟となりました。

土台と柱が完成すると・・・

大工さんがはしごを使って、木材を手揚げしていきます。

高所恐怖症で、はしごすら登れないブログ担当には

考えられない大変な作業です。

普通はクレーン車が一度に運ぶ木材を

丁寧に、事故の無いように人の手で運んでいきます。

大工さんってすごい！

そして・・・

無事、屋根が完成しました。

上棟飾りも忘れません。

まさに人の力で家が建つ！

そんな光景を目の当たりにした現場でした。

【カテゴリー：建築現場報告】

2016年10月7日 2:42 pm

地鎮祭を終えました台東区K様邸

基礎工事が始まりました。

一見地味な工事ですが、その名の通り家の基礎となる大事な工事です。

まずは、「捨コン」と呼ばれる作業から。

【捨コンとは・・・？】

捨てコンクリートの略。

コンクリートの基礎や土間を作る際、その下に前処理として打つコンクリート。

基礎の底面をなめらかにしたり、

基礎の中心や型枠の目印にしたりするためのもので、

構造的な機能はないけれど、とっても大事な作業なのです。

そして、こちらの住宅はべた基礎内部に断熱材を入れ込む仕様。

地熱の影響を受けないようにするための工程です。

断熱材を捨コンの型に合わせてカッターで切り、

敷きつめていくという根気のいる作業ですね。

それから、配筋。

こちらは、狭小地に３階建のためより強度を増す

ダブル配筋！配筋が２列に重なっていて、見るからに強そうです。

ここでやっとコンクリート打設です。

丁寧にならし、べた基礎が完成。

人も、家も、まずは確かな足元と骨組みが大切。

基礎や構造部分を作り直すのは容易ではありませんから、

基礎や柱などの「見えない部分」をしっかり作っておくことが

とっても大事なんですね。

【カテゴリー：建築現場報告】

2016年9月26日 4:06 pm

マツイで施工した増築工事をご紹介します。

工事を行ったリタジネン「森の学校」とは・・・

自然派カフェ・自然療法サロン・高齢者施設からなる複合施設です。

その中の「リハビリデイサービス」の施設（矢印の部分の一部）を増築しました。

◆施工前◆

◆基礎土間コン◆

◆木工事◆

◆内装工事◆

◆外装工事◆

◆完成◆

半日型で機能訓練を行うことを目的としたこの施設、

１０種類以上あるというリハビリ機器を設置するスペースが

増設された部分・・・格段に広くなりました！

既存建物を支えていた大事な柱と筋違は

木のぬくもりあふれる室内に溶け込むように残しました。

「健康で豊かな心と体を手に入れるための学び舎でありたい」

という思いから名づけられた「森の学校」の雰囲気にぴったりです。

増築工事は、施工工程も新築工事とほぼ一緒。

既存建物がある分、施工は難しくなり、大変な工事ですが、

オーナー様にも施設をご利用のお客様にも

とても喜んでいただけました。

リタジネン「森の学校」は、カフェも併設。

添加物や加工品を使わず、医食同源を意識した

体にやさしいお食事がいただけるとの事。

是非訪れてみたいと思うブログ担当です(^o^)

【カテゴリー：建築現場報告】

2016年8月18日 10:28 am

東京都世田谷区の狭小地にテナントビルを建設中、

完成間近です。

よ～く気を付けなければ気付かないほどの狭い敷地。

間口３ｍちょっとの超狭小地です！

ホントに狭い・・・(^_^;)

工事には、細心の注意を払います。

木造２階建て、屋根には灯り取りのトップライトを取り付けました。

内装工事、クロスなどはテナント様が決定した後に

施工されます。

都内には、こうした狭小地が多くあります。

シェアハウスやテナントビル建設は、

利回りがよく、近年人気となっています。

ご興味がございましたら、

マツイまで、是非お問い合わせください。

ご相談も承っております・・・。

【カテゴリー：建築現場報告】

2016年8月8日 11:59 am

我孫子市で建築中のＳ様邸。

今月２７日の完成見学会に向けて着々と工事進行中です。

そんな中、先日足場が解体され

外観全容を見ることができました。

パースのイメージ通り！

ツートンカラーのスタイリッシュな外観がお披露目です。

これから、外観のポイントでもあるオーニングと

ブラインドシャッターが取付けられます。

さらには、ウッドデッキも施工される予定。

お施主様と同じくらい完成が楽しみなブログ担当です・・・(^o^)

８月２７日（土）に開催される完成見学会にこうご期待！

すでにご予約もいただいておりますが、

まだまだ受付中です。

ほんの少しでも住宅をお考えの方、

マツイの建てる住宅にご興味をお持ちの方、

また、素敵なお住まいを拝見してみたいなという方でも

もちろん大歓迎です。

是非！ご予約お待ちしております。

↓

【カテゴリー：建築現場報告】

2016年7月28日 1:31 pm

市内で建築中のＳ様邸

順調に工事は進んでいます。

モダンな印象の外観、全景が楽しみです。

室内も着々と進んでいます。

階段の設置も完了しました。

これで２階への昇り降りもスムーズです。

室内建具やクローゼットも取付完了です。

これからクロスが貼り終わると印象が一変！

新生活のイメージもわいてきますね。

建築の業務に係る事わずか１年のブログ担当、

工事写真や現場写真を見ては日々勉強です。

マツイでは、詳細に工事写真をお撮りしています。

工事には絶対の自信があるからこそ！

完成後には見えなくなってしまう部分まで写真に残し、

お施主様にもお渡ししています。

新築の記念になりますよう・・・。

願いを込めまして。

【カテゴリー：建築現場報告】

2016年7月15日 2:21 pm

都内台東区に木造３階建て建設が決まり、

お施主様のご希望で、先日地鎮祭をとり行いました。

地鎮祭とは・・・

「とこしづめのまつり」と読むこともあり、

工事を始める前に行う、その土地の神（氏神）を鎮め、

土地を利用させてもらうことの許しを得ることで、

工事の無事と家・建物の繁栄を祈る儀式なのだそう。

祭壇には、お供え物をします。

一般的には・・・

「お酒・お米・水・塩・山の幸・海の幸・野菜」の七つ。

お供え物をし、祝詞をあげ、お払いをして浄め、

施主が初めてその土地に鍬（くわ）や鋤（すき）を入れ,

工事の無事を祈ります。

建築には様々な伝統行事があるのですね・・・。

一つ一つにその歴史や由来があり、

深い意味がある事を知ることができました。

【カテゴリー：建築現場報告】

2016年7月12日 3:37 pm

市内で建設中のＳ様邸。

着々と工事は進んでおります。

住宅建設において欠かせないのが防蟻処理。

大事なマイホームがシロアリに食べられてしまっては大変です！

マツイの住宅は・・・

基礎に換気装置を設置し、空気を循環させる工法のため、

人体に無害の天然鉱物であるホウ酸塩からつくられる

防蟻防腐塗料「エコボロン」を使用しています。

ホウ酸塩（ホウ素）なんて耳慣れない言葉ですが、

身近なところではコンタクトレンズの保存液などに使われているそうです。

それなら安心ですね。

防蟻材はもともと無色ですが、

塗布した場所がわかりやすいよう着色します。

「エコボロン」は、ホウ酸塩を木材にしみこませる施工。

分解・蒸発しないため、効果が長期間持続します。

人にやさしい「エコボロン」

マツイが目指す住宅には不可欠な縁の下の力持ちなのです。

【カテゴリー：建築現場報告】